2011年10月21日

フォーム系緩衝材の設計は面白い。

はじめまして!開発の新しいメンバー、cherryです。
どうやって中身の商品を守ってやろうかな、とそんなことを夢の中でも考えています。

今回は、フォーム系緩衝材のお話をひとつ。

フォーム系の緩衝材というのは、石油由来の発泡樹脂のこと。
昨今、石油由来はエコの敵、なんて声をよく聞きますが、、、機能性とコストを考えると、発泡樹脂はやっぱり効果的です。いろんな素材があって、ボクは大好きです(*^^*)

ポリエチレンやポリプロピレンなどからできた発泡樹脂のシートを切り抜き、緩衝材を作ります。
出来上がったものはこんな感じです。

サンテックフォーム緩衝材

上の商品は、中にパソコンが入ります。

アイデア次第では、こんな形状も可能です!

サンテックフォーム緩衝材 組み立て式1

バラすと下のような感じになります。

サンテックフォーム緩衝材 組み立て式2

アイデア次第でこんな3次元形状もつくれちゃうんです。
梱包する作業者の方にも、楽しんで作業してもらいたいですね!

組み立て作業性、緩衝機能、コストパフォーマンスにも優れています。

特に、小ロット生産のものに対しては柔軟に対応できるというのがサクラパックスの強みでもあります。
まあ、大ロットのほうが会社としてはありがたいんですが、、、(笑)

このパッドの形状は単純そうに見えて、実はいろんなことを考えて作られています。
どこを支えて、どこを支えないか、中身の形状によっては検討に検討を重ねます。

複雑な形状にしたいけど、なるべく安くしたいから単純にする、ということを繰り返して最終形状に辿り着くのです。

個人的にこの作業は本当に面白く、たまに大型電器店などにいくとついつい職業病が出て、「これはどうやって受けようかな、、、。」と考えてしまいます。同行者にはげんなりされますが(笑)

続きは次回で。またお会いしましょう(*^^*)

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