ヒッシーです。
今日は、営業さんに同行して名古屋の超大手企業G社様に
設計提案のプレゼンに行って参りました。
プレゼンの主役はOKN! 大役、お疲れ様でした。
天気がよくってほんとよかったです。
さて、今回は段ボールのワンウェイ梱包材を設計した事例です。
製品は25kgあるサーバーが入ります。
写真は本体を固定する緩衝材で、ワンウェイ利用を考慮して積層段ボールを使いました。
これが、WFのA式ケースに入り。
段ボール製の部品箱などが同梱されます。
ここで、積層段ボールについて少々雑談。
積層に使われる中芯は多種出ていますが、私たちが主に使用しているのは
AFの5mm高さとBFの3mmのものを重ね合わせた積層段ボールです。
積層段ボールは①のような片面段ボールを貼り合せるタイプと
②の段ボールを貼り合わせるタイプが有ります
両方とも貼り合せると以下の写真のようになりますが…
ここで、私たち設計者を悩ませる問題が発生するのです。
なみなみ(中芯)が各段で合わさる接点がずれてきます。
この合わさり具合は操作できません。
A
この重なり具合で厚みや強度が変わってしまいます。
B
AとBでは、Aが厚みが薄くなりクッション性は柔らかく。
Bでは厚くなり硬く仕上がります。
このばらつきはどうしても出てしまいますが、これを考慮して設計する
必要があるのです。 悩ましい…
只、安くて強度・緩衝性がある積層段ボール。
今後も注目素材です。