2022年12月19日 のアーカイブ

2022年12月19日 月曜日

富大生の皆さんによる商品企画

特別支援教育の現場をお助けする「ほっと」シリーズの次なる新商品を、
富山大学人間発達科学部 宮教授のゼミ生の皆さんとコラボ企画しています。

春は工場見学やブレスト(:ブレインストーミング≒自由な意見出し)などのワークショップを行ない、
夏から秋にかけて合計7つの学校を見学しながら現場の課題を見つけていきました。

それから打合せを重ね、企画書や発表資料を作り、
先日12月9日、社長はじめ幹部社員への商品企画プレゼンを行なっていただきました。

しまえるくん班
しまえるくん班
たくさんの学校の棚という棚を測り尽したデータから導き出した、教室に最適な収納を提案。
いろむし班
時間の概念を理解しづらい子どもたちのためのタイマー
いろむし班
時間の概念を理解しづらい子どもたちのための新しいタイマーの形。即興劇頑張りました。

散らかる教材を壁みたいに整頓する収納BOX「いろいろしまえるくん」
色と数で時間の感覚を養ういもむし型タイマー「いろむしタイマー」
の2班に分かれての提案でした。
どちらの班も、緊張しながらも、現場のお困りごとを解決する新しい発想を
しっかり披露されていました。

このゼミの学生さんたちは、将来特別支援の先生になる人が多いとのこと。
将来自分のクラスであんなふうに使いたいこんな風に使いたいと
目をキラキラさせながら話し合われていたことが、何よりの需要かなと思います。
素晴らしい商品に仕上がっていくなとワクワクしました。

……今、仕上がっていくなぁと申し上げました。
そう、これらのアイデアたち、無事社長の承認をいただき、
商品化することになったのです!\ブラボー!/

今回の企画案にさらにブラッシュアップを重ねてまいりますので、
発売を楽しみにしていてくださいね。

12月14日(水)に富山市立南部中学校様で『段ボールでまもろう』防災研修を行ってきました。今回は南部中学校様の近隣の小中学校の用務員さん10名による防災研修でした。

防災・災害について講義から避難所における質の向上について、段ボールベッド、パーティションの組立体験、『段ボールでまもろう』ワークショップと午前中にギュッと詰め込んだ内容の濃い研修会となりました。

学校は避難所に指定されており、いざという時の為に今回の研修を企画されたそうです。サクラパックスと富山市は防災協定を結んでおり、有事の際はサクラパックスから段ボールベッド等が供給されることからお声を掛けて頂きました。

流石、用務員さん手際がよくアッと言う間に組み立てて頂きました。

『段ボールでまもろう』のワークショップではスツールとスリッパを作成して頂き、避難所の質の向上が如何に大事が感じて頂けたのではないかと思います。

今年は段ボールを通して地域防災に深く関わることができた一年でした。

来年も段ボールで通して地域のお役に立てる防災啓発活動を継続してゆきたいと思います。