こんにちは、包装開発室cherryです。
先日、電子機器向けの段ボール緩衝材で、非常にややこしいものを考えました。
上の写真は、ひとつ前の設計ものです。
「凹んだ部分がやぶれる」という問題を解決したいのですが、製造コストはそのままにしたい(要するに材料を増やしたくない)、という当社営業からの要望。
これを解決すべく、辿り着いた私の答えが、下の写真です。
ひっくり返すと、、、
展開すると、下のようになります。
組箱によく使う、「腕」の形状も利用しました。
「内容品との接触部において、やぶれるきっかけとなる部分がないこと」が、今回の形状の強み。
ちょっと組むのに時間がかかってしまい、お客様の負担増なのが、今回の形状の弱み、、、です。
採用していただけるかどうかはお客様のご要望次第。
今後より良い形状が思い浮かんだら、ぜひ提案させてもらいたいと思います!