2012年7月18日

段ボール緩衝材 やぶれたらアカン、、、やぶれ防止対応

こんにちは、包装開発室cherryです。

先日、電子機器向けの段ボール緩衝材で、非常にややこしいものを考えました。

ご紹介いたします。
段ボール緩衝材1

上の写真は、ひとつ前の設計ものです。

「凹んだ部分がやぶれる」という問題を解決したいのですが、製造コストはそのままにしたい(要するに材料を増やしたくない)、という当社営業からの要望。

これを解決すべく、辿り着いた私の答えが、下の写真です。

段ボール緩衝材3

ひっくり返すと、、、

段ボール緩衝材2

展開すると、下のようになります。

組箱によく使う、「腕」の形状も利用しました。

段ボール緩衝材4
「内容品との接触部において、やぶれるきっかけとなる部分がないこと」が、今回の形状の強み。
ちょっと組むのに時間がかかってしまい、お客様の負担増なのが、今回の形状の弱み、、、です。

採用していただけるかどうかはお客様のご要望次第。

今後より良い形状が思い浮かんだら、ぜひ提案させてもらいたいと思います!

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