包装設計では、箱に対して加わる衝撃、振動、圧力、温湿度、など
様々な条件から商品を守れるよう、考えております。
求められる品質を満たせるかを、様々な試験機を使用して評価・検証する必要があります。
代表的なものでは
圧縮試験機:積み上げた箱の重量に耐えれるか
落下試験機:荷物を落としたときに商品を守れるか
振動試験機:輸送中の振動によって傷・破損が起きないか
などがありますが、実際の輸送経路のなかで商品がどのような状況にあるのかを知る必要があります。
私たちは、荷物の状態を知る一つの手段として、「データロガー」というセンサーを使用することがあります。このセンサーは、輸送中に「どれだけの衝撃が」「いつ」「どの方向から」加わったのか、その時の温湿度はどうであったかを同時に記録してくれます。
これらの情報をもとに、材質設定や緩衝設計の改善を行っていきます。
安心安全に届けられるパッケージを目指して、創意工夫しております。