2020年6月11日

段ボールができるまで #工場見学

今月から月に1回、段ボールができるまでの工程を順にアップしていきたいと思います。今回は段ボールができる最初の工程、製板グループ(貼合)の部署をまとめてみました。
まず初めに段ボールの種類から説明します。

弊社で生産している種類は全部で5種類あります。
両面段ボール
A段(段の厚み:約5mm)
B段(段の厚み;約3mm)
E段(段の厚み:約1.2mm)
複両面段ボール
AB段(段の厚み:約8mm)
AA段(段の厚み;約10mm)

次に各機械の役割を紹介します。

 

★60G(シングルフェーサー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏ライナーと中芯(段になった紙)を貼り合わせて片面段ボールを作ります。

段ロールを変えてA段、B段、E段の3種類の段ボールを作ることができます。

 

★WF(ダブルフェーサー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

片面段ボールと表ライナーを張り合わせて段ボールができます。

水シャワーや糊量によってお客様の求める反りの無い段ボールを目指しています。

片面段ボールを2つ張り合わせることでAB段AA段の段ボールも作ることができます。

 

★スリスコ、カッター(罫線、幅カット、流れカット)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各製品にあった幅や罫線を入れる工程です。

最大で幅200mm最大罫線12本を入れることができます。

1日平均オーダー800点くらいを生産しています。

 

★スタッカー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貼合が完了した段ボールをベニアに積み替えて次工程に送っていきます。
色々な不良品を厳しく監視し不良品次工程、お客様に流さないように気を付けて生産しております。

次回は製函印刷グループのことをアップします。


 

 

 

 

 

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