今月から月に1回、段ボールができるまでの工程を順にアップしていきたいと思います。今回は段ボールができる最初の工程、製板グループ(貼合)の部署をまとめてみました。
まず初めに段ボールの種類から説明します。
弊社で生産している種類は全部で5種類あります。
両面段ボール
A段(段の厚み:約5mm)
B段(段の厚み;約3mm)
E段(段の厚み:約1.2mm)
複両面段ボール
AB段(段の厚み:約8mm)
AA段(段の厚み;約10mm)
次に各機械の役割を紹介します。
★60G(シングルフェーサー)
裏ライナーと中芯(段になった紙)を貼り合わせて片面段ボールを作ります。
段ロールを変えてA段、B段、E段の3種類の段ボールを作ることができます。
★WF(ダブルフェーサー)
片面段ボールと表ライナーを張り合わせて段ボールができます。
水シャワーや糊量によってお客様の求める反りの無い段ボールを目指しています。
片面段ボールを2つ張り合わせることでAB段AA段の段ボールも作ることができます。
★スリスコ、カッター(罫線、幅カット、流れカット)
各製品にあった幅や罫線を入れる工程です。
最大で幅200mm最大罫線12本を入れることができます。
1日平均オーダー800点くらいを生産しています。
★スタッカー
貼合が完了した段ボールをベニアに積み替えて次工程に送っていきます。
色々な不良品を厳しく監視し不良品次工程、お客様に流さないように気を付けて生産しております。
次回は製函印刷グループのことをアップします。
こどもむけアップサイクルのプロジェクト、「段ボールであそぼ」のinstagramのご紹介。
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